【知らずに損してない?】フリーランスなら絶対押さえるべき!契約と法律のリアルな話
- manatoto0916
- 4月12日
- 読了時間: 4分

「フリーランスって、自由でいいな〜!」
SNSではキラキラした投稿が並びがち。実際に私も最初は、理想しか見えていませんでした。時間も場所も自由。好きな仕事だけを選んで、会社に縛られない生活。
…でも、現実はちょっと違ったんです。
「納品したのに報酬が振り込まれない」
「“ちょっと修正”が何十回も続く」
「ドタキャンされても、キャンセル料を請求できない」

これは私自身や、実際に相談を受けた周囲のフリーランス仲間が経験したリアルな話。
一生懸命働いているのに、なぜか疲弊していく。そんな地獄を味わった人は、少なくないはず。
その原因の多くは、“契約が曖昧”なこと。
つまり、「契約書を作っていなかった」「口約束で始めた」これがトラブルの元なんです。
なぜ契約が必要なの?プロに聞いた、トラブルの裏側
とある行政書士の方に、実際に相談してみたところ、開口一番こう言われました。
「フリーランスほど、契約書は必要不可欠です。
どんなに信頼している相手でも、ビジネスに“もしも”はつきもの。
口約束では守れないことが多すぎます。」
その方の元には、毎月のようにフリーランスからの契約トラブル相談が届いているとのこと。
たとえば──
▶︎ 実例1:報酬未払い問題
Webライターが納品後にクライアントと連絡がつかなくなった。契約書も発注書もなく、証拠がないため報酬を請求できず、泣き寝入りに。
▶︎ 実例2:無限修正地獄
デザイナーが「修正3回まで」の取り決めをしていなかったことで、納品までに10回以上の修正を強いられ、スケジュールも報酬も崩壊…。
こういった話、他人事ではありません。しかも、フリーランスになったばかりの頃は「契約書って堅苦しそう」「相手に嫌がられるかも」と、遠慮してしまいがち。
でも実は、契約書を交わすことこそが“お互いを守る行為”なんです。
契約書に最低限入れておくべき5つのこと
では、フリーランスの仕事で契約を交わすとき、どんなことを明記すればいいのか?
専門家から教えてもらった中でも「これはマスト!」と言われた項目を5つにまとめました。
1. 業務の範囲(やること・やらないこと)→「ここまでが仕事の範囲です」と明確にしておかないと、後から「それもやって」と言われがち。
2. 報酬と支払い条件→ 金額はもちろん、振込日・振込方法・遅延時の対応もセットで記載!
3. 修正回数の上限→ 「3回まで」など制限をかけないと、無限修正の泥沼にはまる可能性大。
4. 納期・スケジュール→ スケジュールの認識違いもトラブルの元。「納期の延長がある場合の連絡ルール」まで書けると◎
5. キャンセルポリシー→ 着手後にキャンセルされたときの対応は必須。「作業が◯%進んでいた場合は△%を請求可能」など具体的に書く!
契約書は、トラブルを未然に防ぐ“盾”。感情論ではなく、冷静に話し合える土台になります。
実はフリーランスも補助金が使えるって知ってた?
そしてさらに驚いたのが、“補助金”の話。会社じゃないと使えないと思われがちですが、個人事業主であるフリーランスも対象なんです。
特におすすめなのが「小規模事業者持続化補助金」
補助上限は最大250万円
ホームページ制作、チラシ、広告費、デザイン費にも使える
集客や売上アップのための施策全般に活用可能
もちろん申請には計画書などの提出が必要ですが、専門家のサポートを受けながら進めることも可能です。知っているだけで、可能性がグッと広がりますよ。

自分の仕事は、自分で守る
フリーランスとして働くということは、「自由」と引き換えに、「自分を守る力」も求められるということ。
契約書があれば、心の余裕が生まれる
トラブルが起きても、冷静に対処できる
補助金があれば、ビジネスの選択肢が広がる
知っているか知らないか。それだけで、仕事の質も収入も、心の安定も変わってきます。
「まだ大丈夫」「今は少額だし…」そう思っている今こそがチャンス。
大きなトラブルに巻き込まれる前に、自分の働き方を守る準備をしておきましょう。

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