【デザインセンス不要】初心者デザイナーが最初に絶対知っておくべき5つの真実
- manatoto0916
- 5月2日
- 読了時間: 4分
今日は、これからデザインを仕事にしたい!と思っている初心者さんに向けて、「これ、最初に知っておきたかった〜!」ということを5つ、お伝えします。
これからデザインの道に進もうとする人にとって、情報は多すぎるし、何から手をつけていいのか分からないことも多いですよね。そんな方のために、実際にクライアントワークや副業、フリーランスとして活動してきた経験をもとに、初心者が最初に意識するとグッと成長が加速するポイントをまとめました!

①「オシャレ=良いデザイン」ではない
まず最初に伝えたいのは、見た目がオシャレだからといって、それが必ずしも「良いデザイン」とは限らないということ。
たとえば、クライアントのバナーを作る時。いくら配色が今っぽくてレイアウトも洗練されていても、「誰に、何を伝えたいか」が明確でなければ、見た人はスルーしてしまいます。
デザインは「課題解決の手段」です。ターゲットの悩みを言語化し、どうすれば振り向いてもらえるのかを考え抜くこと。そこに“かわいさ”や“洗練された印象”が加わるからこそ、本当に意味のあるデザインになります。
②「Photoshopが使えます」だけでは稼げない
初心者さんがよく勘違いしがちなのが、「PhotoshopやIllustratorを使える=仕事が来る」という誤解。実際には、「何を作れるか」が問われます。
バナーが作れるのか?
LPが作れるのか?
SNS投稿のデザインができるのか?
つまり、「スキル」より「アウトプットできる成果物」が重要なんです。
もし、あなたが今ツールの勉強をしている最中なら、「何を作るために学んでいるのか?」を常に意識してみてください。たとえば、「Instagram用の投稿画像が作れるようになりたい」など、目的を明確にすることで学びの精度も上がります。
③ 最初は「真似ること」に集中してOK
「オリジナリティがないとダメ」と思っていませんか?実は、デザイン初心者の最初の一歩は「徹底的に真似ること」です。
商業デザインは“伝える技術”なので、プロが作ったものを観察して、なぜその配置なのか、どこに視線が誘導されるか、なぜこのフォントなのか?を分析しながら模写することが何より勉強になります。
逆に、何の知識もなく「自由に作って」と言われても、迷子になるだけ。真似を通じて“型”を学ぶからこそ、いずれ自分らしいデザインができるようになるのです。
④ 安く請けすぎない!でも、実績づくりのための戦略はあり
初心者あるあるなのが、「最初だから」と言って極端に安い価格で受けてしまうこと。確かに最初は「稼ぐより経験」が大事ですが、“タダ同然”での受注を繰り返すと、自分の価値も下がってしまいます。
そこでおすすめなのが、「価格は安めだけど、代わりに実績として掲載OK」の条件付きモニターです。
たとえば、「バナー1枚1,000円でお試し価格です。ただし、実績としてポートフォリオに掲載させてください」といったように、自分にもメリットのある条件をつけて受注すること。
これなら、ただ安売りするよりずっと戦略的に経験を積むことができます。
⑤ ポートフォリオは“作品集”じゃない!プレゼン資料です
デザイナーにとって名刺代わりとも言えるポートフォリオ。でも、ただ作品を並べるだけでは意味がありません。
クライアントが見たいのは「この人に任せたら、自分の課題が解決できそうか?」という視点です。
なぜその構成にしたのか
ターゲットは誰か
どういう目的でこのデザインを作ったのか
こういった“背景”を言語化することで、ポートフォリオが「ただの作品集」ではなく、「自分を選んでもらうためのプレゼン資料」になります。
最後に|最初の一歩を、焦らず大事に

初心者の頃って、「とにかく早く仕事を取りたい!」「もっと上手くなりたい!」って気持ちが強くて、自分の成長が見えづらいものです。
でも、最初のつまずきや悩みこそ、あとで振り返ったときに「成長の種」になります。
焦らず、でも止まらず、少しずつ自分の“デザイナーとしての軸”を育てていくことが何より大切です。
あなたの未来のクライアントは、きっとその誠実な一歩を見てくれます。応援しています!
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